土浦市営斎場
土浦で暮らす人にとって馴染み深い風景である「筑波山」「加波山」「吾国山」と連なる南北方向の「緑の軸」と、「桜川」から「霞ヶ浦」を結ぶ東西方向の「水の軸」をランドスケープにおける空間の骨格として敷地に落とし込み、故人の生前の記憶に触れる葬祭場の実現を目指した。 「緑の軸」には、印象的な壁とササによる緑堤がエントランスゲートから真っ直ぐに伸び、土浦で普段目にする木々と共に会葬者を迎え、別れの場へと導く。 また「水の軸」には、火葬棟エントランスから待合ホールへと繋がる葬送空間に3つの異なる表情を持つ水の庭を配し、静かに伝い落ちる璧泉、流れる雲や揺れる光を映し込む水盤など、故人を想う心の動きに寄り添う水の景を設えた。 この地の風景の中で追憶と共に心の整理をする、そんな空間になることを願う。
竣工 2017年3月
面積 約1.3ha
所在地 茨城県土浦市
建築 RIA
土木 トーニチコンサルタント
種別 宗教施設